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2006年2月27日 (月)

やっぱ、ナウシカ

ちょっと前にTVでやってましたね。

子供が見たがったんだけど、ちょっと遅かったんで、ビデオ持ってるから、明日ね、ってことで、翌日見ました。宮崎駿さん、むかしから好きで、「ルパン・カリオストロの城」「未来少年コナン・特にインダストリア編」とか。

で、これは、珍しく買ってしまった作品です。

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すいません、いまさらストーリー紹介はしません。

 

CGは無いはずなのに、今でも見ごたえのある絵。

ひとつひとつ動く、ひとつひとつセル画を重ねた王蟲の節。

画面にいつも吹いている風。いつもなびいている髪、木々、雲。

舞い上がる土煙、流れる水。

風が止まったとき、大変なことが起きる。

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あらためて、20年前のアニメの、その出来に再感動。

 

   

 

「行け、ナウシカ!」「アスベル!!」

「私の夫となるものは、さらにおぞましきものを見るだろう。」

「二流軍人に回ってきた、久しく忘れていた野心を思い出させる、機会か、それとも罠か。」

「おお、古き言い伝えはまことであった。」

 

 

腐海の上でマスクをはずすナウシカ。

桁違いに強いユパ様。

両手を広げて飛び込むナウシカ。

焼き払われる王蟲。

腐れ落ちる巨神兵。

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ひたむきで、強く、優しいナウシカ。それでいて少女の初々しさ、可愛さがあり。

姫様のためなら死んでもいいと思う、いつの間にかユパ様の歳になっている自分。

まだまだこれから、いろいろ大変なことが待っている、全面的にハッピーにはなりえない、通過点に過ぎないハッピーエンド。あちこち泣き所満載。

 

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ある意味、お姫様としては迷惑な、とんでもない性格ですが。

だけど、やっぱ、ナウシカでしょ。

 

 

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2006年2月25日 (土)

不死の一族のその後

「あぶない丘の家」

萩尾望都さん、モー様です。

トモダチから、ムチャクチャな話、と言われてちょっとさみしいです。

で、いまんとこその最終話の「あぶない未来少年」について。

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人類の終末を迎えた未来から、一人の少年がやってきます。

名前はジーン。ある人を追って現代へやってきます。

そのある人の導きで、遊羽と美衣という、兄妹とめぐりあうことになります。

「あぶない」シリーズの主人公は他に居るのですが、このお話の主人公はこの三人です。

 

 

 

遊羽はエドガーを、美衣はメリーベルを、それぞれ16才くらいにしたように見えます。

ただしジーンはアランではなく、メッシュ、を思わせます。

泣けたのは、ストーリーではなく、ラストです。

いや、もちろん、ストーリーは一級品ですよ。そこらのSF小説や映画なんか敵わないくらい。

 

 

 

ジーンが希望を持って未来へ帰ることになります。そこに登場人物がほぼ揃っています。ジーンは美衣を、美衣はジーンが好きです。美衣はジーンについて行きたいのですが、遊羽のてまえ、はっきりとした態度を取ることができません。その時遊羽は、美衣の背中を押します。行け、と。

ゆう? みい? ジーン?

あなた? わたし? 遺伝子?

なんて人を食った命名でしょう。

 

メッシュは、自分の行き先を決めることができました。

エドガーは、メリーベルがしたいことを、させてやることができました。

アランの元に、送ってやることはできなかったけれど。

 

深読みしすぎかもしれませんが、未完の物語の完結編を、ここで描いてもらえたような気がして、嬉しくて、泣けてきました。希望のある未来を示してくれて。

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あと行方知れずなのは、キリアン・ブルンスウィッグ。

壁はもう壊れているよ。どこにいるの。

 

 

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2006年2月24日 (金)

金メダルおめでとう!

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荒川さん、金メダルおめでとう!

完璧でした!東洋初めての金?!

スルツカヤさん、コーエンさんがノーミスだったとしても、191点なら、文句なし!

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村主さん、4位おめでとう!

スタンディングオベーションおめでとう!

スピン綺麗、一番暖かい滑りでした。私の中では銀メダルです!

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安藤さん、よくやった!

クワドラブル、チャレンジしただけで充分です!

あきらめないで、引退なんて言わないで!

 

 

 

自分が積み重ねてきたものを最高の舞台で最大限に表現し、最高の結果を出す。

これで泣けなかったら、人間やめます。

 

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天国の五人

ミッチ・アルボムさん。

フィラデルフィア出身でスポーツコラムニストだったひとの小説です。

普段はノンフィクションを書いていた人が書いた、フィクションです。

 

 

人が死んでから始まるのは、ミステリー小説ですが、この小説も人が死んだところから始まります。そして読者の知らないことを綴られていくので、そういった意味ではミステリーの一種なのかもしれません。でも犯人は居らず、死因は最初からはっきりしているのでミステリーではありません。

違うのは、これが「天国」(と呼べるものがあるとするならば)の物語だからです。

 

タイトルのとおり、年老いて身寄りも無く死んでしまった主人公のエディは、順々に五人の人たちが待っている場所を巡ってゆきます。

その五人は、エディの人生の大事な岐路に関わった人たちで、ヒトが生きていくこと、死んでいくこと、あの時、あの事件が起こった本当の理由、自分のココロの中に深く沈んでいたことを、エディは知って行きます。

五人は、エディにとって、意外なヒトでもあり、親しいヒトでもあり、知らないヒトでもあり、愛するヒトでもあります。でも、それぞれの岐路で、とても大切なヒトであったことを理解していきます。

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答えはすでにこの本の帯に書かれています。

「無駄な人生なんてひとつもない」

 

 

読んだ人たちの受け取り方は、それぞれ違うようです。エディの人生が必ずしも幸せでなかったことを悲しむ人もいます。だから何?といった感想を持つ人もいるようです。

 

ヒトは誰でも、あの時こうなっていれば、ああだったら、と夢想し、その分岐点から後を悔やんでみたりする一瞬があります。その時わからなかったことをあとから理解し、残念がったり、喜んだり、することがあります。

でもだれもが知ることはその時自分が必ず、一人ではなかった、ということです。

自分は自分の人生の本当のところを理解して死にたいと思います。その時、待っていてくれる五人は、いったい誰なんだろう、そんなことを、じっくり考えてしまいました。

やんわりと、泣ける本でした。

 

 

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2006年2月23日 (木)

何故ファーストガンダムがいいのか

世の中、トリノや、メールですが、ガンダムです。ファーストです。

定番過ぎてつまんないですか?

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ミハルが落ちたときでも、マチルダさんがつぶされたときでも、ララァが死んじゃったときでもありません。

ラストです。

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シャアのジオング、アムロのガンダムとも傷ついて、生身で戦い、決着が付かず、アムロが落ちていきます。

ララァの助けを借りたニュータイプの精神感応能力で、ホワイトベースのみんなを脱出経路に誘導し救いながら。化け物扱いされていたニュータイプの、未来への可能性を示してくれた。でもアムロ本人は、もう自分は助からないものと思っています。

その間、シャアの台詞もとてもかっこいいです。

ここでまずほろり、です。

 

そのとき、頭と片腕を破壊されたガンダムが下に横たわっていることを発見し、あることにアムロは気付きます。そう、コアファイターが生きていることに。

 

コアファイターって、合体変形のためにもともと玩具メーカーからの希望で入った設定で、上半身と下半身をつないでる部分に入る、一応戦闘機、です。設定としてはパイロットの命と、戦闘スキルが記録されたメモリーを回収するための脱出ポッドも兼ねているとのことでした。でも、あんなものが腹部に入ったら腰捻れないし、ファイター時の翼も無理な形だし、単独では戦力にはならないし。そういえばGアーマーとかいうのももあって、これも無理やりの合体メカでした。でもリアリティにこだわる製作スタッフたちは。一生懸命ストーリーの中に組み入れて、なんとか使っていましたよね。それでもZガンダムの変形システムよりはましだったな。

 

 

そのおもちゃのための設定のコアファイターが、ラストでこんな大事な役割を与えられるなんて思ってもみませんでした。

胴体部分無傷のガンダムのコアファイターは、生きていたのです。

もちろん命が一番大事。ガンダムだけでなく乗ってきた船、ホワイトベースも捨てられていく。使い物にならない武器は、当然捨てるのがリアリティです。主役ロボットを捨てていくラストを、それまでのアニメで見たことは無かった。主役ロボットはヒーローですから、未知の力の発動でも根性でもなんでも、とにかく最後まで生き残っているものでした。

 

そのコアファイターに乗って脱出。

生かすなよ、こんなところで、そんなおもちゃ用の設定、と。じわっときて。

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アムロを、純粋な気持ちの子供たち三人、カツ、レツ、キッカが誘導します。精神感応で。

そして最後の台詞

「ごめんよ、まだ僕には帰れる所があるんだ。こんな嬉しいことはない。わかってくれるよね?ララァにはいつでも会いに行けるから」

生きていく、希望。こんなハッピーエンドは予想していませんでした。

 

 

これで涙です。ぼろぼろです。

毎回次回予告で「君は生き残ることができるか」と言ってました。

最高の形で、生き残ったわけです。

このラストがあったからこそ、その後の伝説が出来たものと思っています。

 

 

 

おかげで、その後の自分の趣味嗜好から、アニメは外せないものになってしまいました。

困ったものです。

 

  

 

その後のアニメいろいろについても、ぼちぼち書いていきます。

  

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2006年2月22日 (水)

Passion lives here !

「情熱は、ここに息づく!」

英文の方が、いいヒビキですね。

 

もちろん、今回トリノのテーマだし、ジャンプだってアルペンだって、モーグルだってカーリングだってそうなんだけど、フィギアが一番似合うテーマだと感じるのは偏見でしょうか。

どこでどんな風に表現されるより、村主さんが滑る前に言ってたのが一番心に響きました。

 

 

スルツカヤさんの完璧で円熟した演技、コーエンさんのいかにもアメリカ、エネルギッシュで切れのいい演技、荒川さんの大胆でチャレンジングな演技、どれも良かったけど。

あ、これはショートプログラム終了時点の感想です。

 

それでも今回は、村主さんの演技が、一番素敵でした。

    

 

上位二人は「隙が無い」って感じですが、村主さんの演技は「アソビがある」感じ。「余裕がある」のとは違うんですよ。

「遊興」の遊びではなく、機械を組み立てるときの「アソビ」。

本当のプロ中のプロは、アソビの無い機械、道具を正確、精密に使いこなせるものですが、そんなほんの一握りの人たち以外のひとには、「アソビ」は必須なものです。そのへんが、なんか親近感。ポイントには反映されませんが。

で、村主さんが「Passion lives here」と言って滑り出し、滑り終えて、じんわり涙。カツカツのパッションではなく、アソビのある、生命のある情熱を一番感じました。とても良かったです。

 

 

 

 

ところでホントに真央ちゃん出てたらなあ。言ってもしょうがないけど。コーエンさんとタイプ似てますね。

とかいいつつ、未だにルッツとループの違いが見分けられない自分でした。

 

 

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2006年2月20日 (月)

東野さん ②

「秘密」と「トキオ」は泣けたんだけど、残念ながら一緒に借りた「分身」「むかし僕が死んだ家」は泣けませんでした。

 

何故なんですかね。

そもそもミステリー作家に泣きを期待することが間違ってますか?

泣くんだったらもしかしてハーレクインのほうが泣けますか?

 

悪かったわけではないんです。「分身」はストーリーの流れは途中で全部読めてしまって、あとはどこをどう通ってどこに落とすか、が興味の対象で、まあすっきりまとまりました。

ネタバレってか、バレても問題ない設定だと思うんで言ってしまいますが、二人が最後に会った場所で光り輝く天啓でも降りて、超能力少女探偵シリーズかなんか始めて欲しい、すごーく長いイントロダクションのような物語です。いや、はっきり言って面白いです。

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「むかし僕が死んだ家」のほうは、ちょっとチカラ技っぽいかな。

 

実は「秘密」原作読んだ後にレンタルビデオで映画版、観てしまいました。

正直言ってつらかったです。東野さんは映画化される際に、小説と映画は別物、という考え方で、一切口を出さないそうです。エンドロールでは、ご本人の名前もあり、どこかに登場されていたようです。その考え方には賛同します。

たとえば「トキオ」は以前TVドラマ化されてますよね。「白夜行」、一話以降見れてないんですが、てか青年版には惹き付けるものが無い。

これら原作とドラマ両方見てる方、その違いについて、または同じ点について、コメントいただけると嬉しいのですが。

 

考えて、「秘密」映画版は、「広末涼子の映画」だと思えば納得できることがわかりました。

彼女の魅力が良く出ています。ぱっと見で別人の雰囲気がちゃんと出ていて、演じ分けもよくできていました。何より文庫刊のあとがきで、広末さん本人が、上手くできていなかったらごめんなさい、みたいなことを言っていたので許す。(何様?)

もともと自分も広末ファンだし。ファンは必見、て、もう見てますよね。

 

 

と、つらつら書いてまいりましたが、実はうちの嫁さんに原作の「秘密」を読ませようと思ったんですが、途中でギブされてしまったんです。

もともと先に映画を見ていて、「母親の対応としてアレはどうよ」という印象だったそうで、原作もどうにも感情移入が出来なかったそうです。自分の周りはたいがい泣いてて、てか泣けるから読んでみろと言われてそのまんまだった自分と比べると、嫁さんの反応が意外です。そういうもんでしょうか。

 

そんな嫁さんは「冬ソナ」で大泣きしていてます。

冬ソナもチャレンジしてみようかな。

 

 

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2006年2月19日 (日)

トリノ

トリノはなかなかメダル取れませんね。

いちおースポーツやってた身(全国大会にも行けてないレベルですが)としては、自分だったらやっぱりメダルは取りたいです。かといって四位とか五位とかに意味が無いわけはなく、だって世界中の五本の指に入るんですよ。いちおースポーツやってた身としては、やっぱりとてもすごいことです。

金銀銅の三つだけじゃなく、四天王とか六歌仙とか十二神将とかいうタイトルだったら、

「おお、上村六歌仙だよ、藤森も高橋も岡部も十二神将だよ、すげーなぁ」

と言う反応になりませんかね。

 

 

といいつつ、話は去年のグランプリファイナル。

当然主役は真央ちゃんです。

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オリンピック選考のプレッシャーが無いとは言え、奔放に、自由に、快活に、軽快に、可愛く滑ってくれて、かーるくトリプルアクセル。ハートにズキン。無限の可能性を感じさせるところに、ほんわか涙。

トリプルアクセルって、そういえば何? どういうこと? と、にわか知識を得るためにいろいろ調べて、アクセルは前から飛んで後ろから降りるジャンプ、だから必ず何回転「半」になる、って初めて知りました。

ほかにも、いろいろ六種類あるんですね。サルコウ(四回転はこれ)、ルッツ、アクセルとも、サンドイッチ、カーディガンと同じく人名が由来なんですね。

詳しくは↓ここ。

http://figureskating.weblogs.jp/blog/cat118735/index.html

 

 

それにしても十八歳には特に感慨は無く、十五歳にズキン、そして涙、なんて、自分ちょっとそっち方面でしょうか。いや、村主さんはとても美しかったし、荒川さんもとても円熟した演技だったけど。十八歳のヒトが四回転決めてくれたら、泣けるでしょうか。

 

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2006年2月17日 (金)

宇宙戦艦ヤマト:幻のラストシーン

歳がばればれになりますが、宇宙戦艦ヤマト。

続編がたくさん作られていますが、それらはどうでもいいです。

ガンダムに倣って「ファースト」ヤマトと呼びましょうか。

ご存知のとおり、ガミラス帝国の爆弾で放射能汚染された地球を救うため、イスカンダル星を目指す宇宙船の物語です。沈没した旧時代の遺物を改造して飛ばすなんて何てわざわざ非効率なことを、とか、エネルギー充填120%までいっちゃったら危ないじゃないか、とかの突っ込みはさておき、当時としては画期的アニメでした。

なんといっても地球はすでに滅亡寸前だし、軍備があって軍人が居て、ヤマトもその中の一艦に過ぎず、みんなが戦争をしてるんだ、という設定は新鮮でした。

エスカレーターの最後の1~2段を歩いて上る絵とか、艦載機が発進する際に一回少し下に下がってからまた上がっていく(実際の空母からの発進の動きはそうなる。あとでこれは無重力空間ではありえないと理解しましたが)描写とか、ガミラス人がいきなり日本語を話すのではなく、ガミラス語を話すこととか、その程度のことでとてもリアルなアニメだと感じ、毎回夢中になったものです。

 

 

そのファーストヤマト、最初の放映時の最終回、エンドマークが出て、後テーマも終わり、ああ、終わったよ、と暫くその後のCMをぼーっと見ていました。

 

 

すると突然、放射能で冒された赤い地球が、だんだん元の青さを取り戻す画像が、ほんの5~10秒放映されたのです。

これにはやられてしまいました。

 

ああ、よかった、このために帰ってきたんだよな、と、沖田艦長が死んでしまったときにこらえていた涙が溢れてしまいました。

そして、このラストは、その後何回もの再放送時にも、二度と画面に映されることはありませんでした。

 

 

 

 

 

 

後テーマのときに登場人物の後日談的な絵を流したりすることはありますが、CM挟んでそんな絵を入れてきた番組は後にも先にも記憶にありません。他に同様な例をご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教示ください。

実はファーストだけではなく、「さらば宇宙戦艦ヤマト」というその後の映画版で、登場人物が片っ端から死んでいく様には涙させられましたが、その後TV版ではちゃっかり死ななかったことになっていたので、こちらは反則として封印します。

 

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2006年2月16日 (木)

無極

英文タイトルは「PROMISE」

3000年の、未来の物語だそうで、無国籍の国といいコスチュームといい、剣舞のあでやかさといいすばらしい画像を見せてもらえます。

意味は、「太極」(韓国の国旗の真ん中にある図、闇極まれば光に転じ、光極まれば闇に転ずるとの意)に相対するものが「無極」だそうで、混沌、というのが一番日本語訳に近いかと。

 

話は、傾城という名の通りの女性の子供の頃から始まり、彼女が湖で出会った神様と、とある約束をするところから始まります。その後色々な人たちの心に入り込んでいき、それぞれの人生を狂わせていきます。

 

 となりで嫁さんが涙でぐしゃぐしゃの顔をしていました。ある意味白馬の王子様願望をかなえてくれるストーリーですので、女性にはお勧めのようです。

実はこれは私は泣けなかったんですが、原因は傾城の性格の悪さ、というか、悪くはないんですが、傾城の再登場時に豪華絢爛、上り詰めた状態の演出をしてもらったら、その後の落ちていく様にもっと入れ込めたと思います。

 

ともあれ、真田広之さんはとてもいい演技で、そのほかの脇の人も渋かったです。カメラアングル、ワイヤーアクションはもちろんのこと、正子公也さんの衣装、舞台設定画がすばらしかった、またそれを現実に作ってしまった製作スタッフの技量によるところは大きかったと思います。

今回は泣きオトコではなく「泣きオンナ」ですが、「泣きテーマ」のブログということで、ご容赦を。

ご覧になったかなりの数の女性が泣けるのではないか、と。

お勧めです。

 

 

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2006年2月14日 (火)

親父

嫁さんの友人に、いわゆる「見える」人がいます。

 

 

 

うちの親父が他界して三年になります。

若い頃は、井戸を掘ったり、古い家を解体したり、たまに土地を転がしたり、土建屋の看板こそ出していませんでしたが、そんなガテンな仕事をしていました。

自分は結婚後、2ヶ所住処を変え、そんな親父の実家の隣に家を建てたのが、七年前、上の息子が三歳、下の娘が生まれた頃でした。

妹弟が先に結婚し、子供をもうけており、どちらも娘二人、よく実家に遊びに来ており、それでもその中で一番小さく、隣に住んでいる娘は、ひときわ可愛いがられました。

おひざへ入るのはもちろん、コタツの中で足相撲をしたり、自転車で土手や公園へ連れて行ってくれたり、まるでそれは娘の友達のように、可愛がってくれたものでした。今でも娘は親父のことを良く覚えており、親父に連れて行ってもらった場所のことも良く覚えています。

 

 

 

 

その、見える人、は、何か見えても人には絶対に言いません。

言うと、良くない、そうです。見えない自分にはわかりません。

でもこの間、言ってくれたそうです。

 

 

 

 

 

 

「公園で遊んでいるとき、そばにおじいちゃんがよく居るよ、笑って」

 

 

 

 

 

 

すまん、

ありがとう、

親父。

 

 

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2006年2月13日 (月)

おとめちっくマンガ

昔、まだオタクがオタクと名付けられていなかった頃、少女マンガファンでした。

自分たちの世代がマンガ(それも少女マンガ)を読んでいることについて、上の世代は今でもやっぱり理解しません。

自分にはしばらくブランクがあって、でもその間彼女たちは描くことをやめてしまうのではなく、新作を出し続けているのでした。

久しぶりに昔の友達と連絡が付いたのをきっかけに、新作を買ってみました。

 

 

当時は自分も、描かれている主人公たちもほぼ学生でしたが、今はOL、主婦です。

掲載誌も当然、りぼん、ではなく、YOUとかになっていて、学生の頃りぼんを買うのに抵抗が無かった若気の至りが今は無く、さすがにいいおっさんがYOUをレジに持っていけません。

なぜなんでしょう。 

それでもなんとか、単行本は買いました。

 

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作品は、「NO・ブランド」、作者はもちろん田渕由美子さん。

表紙絵で、もうおへそ出してるし。

 

 

このひとと陸奥A子さんのために「おとめちっくマンガ」というカテゴリーが出来たというのは通説になってるようですね。

この中の「サザンウィンド」という作品。

昔は「りぼん」掲載だったのでタブーだったベッドシーンも今はあり、カップルがくっつく、離れるというかたちも、結婚、離婚という形になり、特にこの作品は「堕胎」が原因で結婚という責任をとった形になったオトコと、その釣り仲間で、10年も片想いしていたオンナの話で、でもおとめちっくマンガですから当然、ハッピーエンドになるんです。

それもハッピーの始まり、予感、のところでエンドマーク。恋するココロの、いちばんいいところです。

経緯に個人的な経験も重なる部分があり、まったく期せずして泣かされてしまいました。田渕由美子さんで泣かされるとは予想もしませんでした。

個人的な部分を突かれたので、この泣きには普遍性はありません。でも歳を重ねた田渕さんを、歳を重ねた自分が泣けたことが嬉しくもあり。

 

 

 

 

彼女たちの後、おとめちっく、というジャンルは残っていません。

「おとめちっくマンガ」は、ジャンルではなく、自分たちの世代の特質だったのかも、

いやそれとも普遍化してしまったのかも、と思う今日この頃です。 

 

 

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2006年2月12日 (日)

保険のCF

某保険会社のCF。

とある駅前の引きカットが、視点固定で5年分位づつ進んでいくやつ。

周りのヒトの衣装が時代に沿って変わっていくし、途中で店が出来たりとかよく見ないとわかんないとこに凝ってる。なんといっても小さな娘がだんだん成長していって、最後にオトナ、になる。

 

そこにかぶるナレーション

「愛をお金で贖うことはできません」

「けれど 、お金に愛情を込めることはできます」

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保険会社が何言ってんだよ。

と思いつつ、涙。

谷川俊太郎さんのコピーはじめ、クリエィターの仕事にやられました、

って感じかな。

 

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2006年2月11日 (土)

サイカノ

泣きを求めて映画館。

「最終兵器彼女」。

原作付き映画化の評の例に漏れず、これもどうやら原作を読んでいるひとたちの前評判は良くないらしい。

でもコメントしてる人のうち、100点が一人いたので、もしかして、と思い、自分は連載中のをちらちら見ていた程度だったので詳しいストーリーも知らないし。

二人が幸せになれない理由が「最終兵器」だからだっていう、悲恋のものがたりがどう描かれているのか興味津々で。

 

 

すこし、じわっと来ました。

だって、兵器の彼女が、半端なく強いんだもの。

それで、ヒトの彼女が、とても儚なげなんだもの。

CGが上手で、違和感無く溶け込んで、とても綺麗で、

泣きながら敵を全滅させるから。

 

彼は、何も出来ない。

友達も、何も出来ない。

みんな、何も出来ない。

全部、彼女におっかぶせて。  

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少しは救いを、作ってほしかったです。

ラスト、希望が欲しいよ。

そのほうが、泣けるのに。

 

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2006年2月10日 (金)

東野さん

最近本屋でコーナーができて平積みになっている、東野圭吾さん。

去年友達に薦められ、五冊借りて読んで二冊泣きました。

一冊は「秘密」、もう一冊は「トキオ」。

どちらも最後の5~6ページでやられます。構成力がすごい。

伏線が一つ残らずくるりと繋がってきれいな円ができる読後感。

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ラストは、事実としては小さなエピソードですが、

そんな些細なことで泣かしてくれるのはありがたいです。

一般的に人物が描けてない、と評されているようですが、

人物も上の二冊に関しては描けてると思うんだけどなぁ。

 

TV「白夜行」をちらちら見てますが、こちらも涙無くしては見られない。

子役、福田麻由子さんにやられました。上手です。

暗く、明るく、無理して、それでも正直に。

 

でも受賞作はまだ読んでいないのです。

ゆっくり、楽しみにとっておきます。

 

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