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2006年2月20日 (月)

東野さん ②

「秘密」と「トキオ」は泣けたんだけど、残念ながら一緒に借りた「分身」「むかし僕が死んだ家」は泣けませんでした。

 

何故なんですかね。

そもそもミステリー作家に泣きを期待することが間違ってますか?

泣くんだったらもしかしてハーレクインのほうが泣けますか?

 

悪かったわけではないんです。「分身」はストーリーの流れは途中で全部読めてしまって、あとはどこをどう通ってどこに落とすか、が興味の対象で、まあすっきりまとまりました。

ネタバレってか、バレても問題ない設定だと思うんで言ってしまいますが、二人が最後に会った場所で光り輝く天啓でも降りて、超能力少女探偵シリーズかなんか始めて欲しい、すごーく長いイントロダクションのような物語です。いや、はっきり言って面白いです。

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「むかし僕が死んだ家」のほうは、ちょっとチカラ技っぽいかな。

 

実は「秘密」原作読んだ後にレンタルビデオで映画版、観てしまいました。

正直言ってつらかったです。東野さんは映画化される際に、小説と映画は別物、という考え方で、一切口を出さないそうです。エンドロールでは、ご本人の名前もあり、どこかに登場されていたようです。その考え方には賛同します。

たとえば「トキオ」は以前TVドラマ化されてますよね。「白夜行」、一話以降見れてないんですが、てか青年版には惹き付けるものが無い。

これら原作とドラマ両方見てる方、その違いについて、または同じ点について、コメントいただけると嬉しいのですが。

 

考えて、「秘密」映画版は、「広末涼子の映画」だと思えば納得できることがわかりました。

彼女の魅力が良く出ています。ぱっと見で別人の雰囲気がちゃんと出ていて、演じ分けもよくできていました。何より文庫刊のあとがきで、広末さん本人が、上手くできていなかったらごめんなさい、みたいなことを言っていたので許す。(何様?)

もともと自分も広末ファンだし。ファンは必見、て、もう見てますよね。

 

 

と、つらつら書いてまいりましたが、実はうちの嫁さんに原作の「秘密」を読ませようと思ったんですが、途中でギブされてしまったんです。

もともと先に映画を見ていて、「母親の対応としてアレはどうよ」という印象だったそうで、原作もどうにも感情移入が出来なかったそうです。自分の周りはたいがい泣いてて、てか泣けるから読んでみろと言われてそのまんまだった自分と比べると、嫁さんの反応が意外です。そういうもんでしょうか。

 

そんな嫁さんは「冬ソナ」で大泣きしていてます。

冬ソナもチャレンジしてみようかな。

 

 

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コメント

ああ、だってそれは、東野圭吾には、いろいろなバージョンがあるから。「分身」や「昔僕が死んだ家」は、純粋にロジックを楽しむミステリーだけれど、「秘密」や「トキオ」は、謎より人間を描いていますよね?「白夜行」や「幻夜」は、悪を描いていながら、悪になりきれない人間の悲しさを感じます。東野さんって、きっといい人なんだと思う。作品に、人柄のよさが表れているもの。でも、最近は「殺人の門」みたいに、ただひたすら、暗く暗く沈んでいくような作品もあって、これは私は、途中でギブアップしました。

投稿: るり | 2006年2月24日 (金) 00:26

るり様
コメントありがとうございます。
ということは自分は謎より人間に惹かれてるんですね。
って、そうじゃなきゃ泣けませんよね。
今は受賞作を読みたいです。

投稿: crybaby | 2006年2月24日 (金) 00:37

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