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2006年2月25日 (土)

不死の一族のその後

「あぶない丘の家」

萩尾望都さん、モー様です。

トモダチから、ムチャクチャな話、と言われてちょっとさみしいです。

で、いまんとこその最終話の「あぶない未来少年」について。

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人類の終末を迎えた未来から、一人の少年がやってきます。

名前はジーン。ある人を追って現代へやってきます。

そのある人の導きで、遊羽と美衣という、兄妹とめぐりあうことになります。

「あぶない」シリーズの主人公は他に居るのですが、このお話の主人公はこの三人です。

 

 

 

遊羽はエドガーを、美衣はメリーベルを、それぞれ16才くらいにしたように見えます。

ただしジーンはアランではなく、メッシュ、を思わせます。

泣けたのは、ストーリーではなく、ラストです。

いや、もちろん、ストーリーは一級品ですよ。そこらのSF小説や映画なんか敵わないくらい。

 

 

 

ジーンが希望を持って未来へ帰ることになります。そこに登場人物がほぼ揃っています。ジーンは美衣を、美衣はジーンが好きです。美衣はジーンについて行きたいのですが、遊羽のてまえ、はっきりとした態度を取ることができません。その時遊羽は、美衣の背中を押します。行け、と。

ゆう? みい? ジーン?

あなた? わたし? 遺伝子?

なんて人を食った命名でしょう。

 

メッシュは、自分の行き先を決めることができました。

エドガーは、メリーベルがしたいことを、させてやることができました。

アランの元に、送ってやることはできなかったけれど。

 

深読みしすぎかもしれませんが、未完の物語の完結編を、ここで描いてもらえたような気がして、嬉しくて、泣けてきました。希望のある未来を示してくれて。

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あと行方知れずなのは、キリアン・ブルンスウィッグ。

壁はもう壊れているよ。どこにいるの。

 

 

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コメント

萩尾望都、大好きです!!
最近はどんなのを描いているのか知りませんでしたが。

エドガー&アラン&メリーベルの結末は、美しくも残酷なものでした。いや、あの物語の設定自体が残酷なわけですが。彼らの行き先が決まった作品って、どんなのだろう?これは読んでみなければと思いました。(ところで、あれもエドガー・アラン・ポーというふざけた命名でしたね・笑)
メッシュはどんな終わり方したんだっけ?と考えてしまいました。つい先日読み返したばかりなんだけど…、記憶にない。
キリアンは彷徨える人ですねー。最後にポーの血が途絶えてしまわないように配置された人物かな…。彗星のようにどっかに飛んでいっちゃいましたね。アーメン。

投稿: 由巳ゆみ | 2006年2月26日 (日) 15:28

由巳さま
いつもROMしてました。カキコありがとうございます。
いや、読んでみなければ、と決意していただくほどではないんですが・・・。勝手に解釈して勝手に涙ぐんでるだけですので・・・。
「ポー」終了当時は、何年かしたらキリアンの子供がエドガーと絡んでいく物語を始めてくれるかな、と勝手に期待していましたが、無いですね、いまんとこ。
最近のモー様は、「バルバラ異界」が素敵です。これもある意味不死がテーマです。ご一読を。

投稿: crybaby | 2006年2月26日 (日) 18:57

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