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2006年4月13日 (木)

「ヒロシマ」

作品は、「夕凪の街 桜の国」 こうの史代さん作 の「夕凪の街」。

ご存知の通りカタカナで「ヒロシマ」と書くときは、

漢字の「広島」とは違う意味があります。

「はだしのゲン」が有名ですが、

他に正面から向き合った作品を知りませんでした。

 

 

 

女友達に借りた本です。

ていうか、「のだめ」を回し借りするついでに送られてきました。

 

とても暖かい絵柄、表紙は水彩で、桜の花咲く土手の上を裸足で歩く女の人が描かれています。

見開きカラーのタイトルページがあり、物語は始まります。主人公の女性、皆実の服装で、おおむね時代が読み取れ、読み進んでいくうちに看板、貼紙などから「廣島」「原爆」「十周年」「立ち退き反対」の文字が読み取れ、

ああ、そういう物語か。

とだんだんと理解させてくれます。そういう物語です。その時代、そこにいた人たちが何を見、何に触れ、何を記憶し、どういう暮らしをし、どういうことを考え、どういう恋をし、どんなことを感じていたか。どんなふうに悲しみ、怒り、笑い、泣いたか、ただそれだけの物語を、優しく暖かい絵柄で描いただけです。

自分の体に何が起きたか、を知らされていなかっただけで。

 

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泣き所は、キスシーン。

西平和大橋、ここで皆実は、好きな男の人とキスをします。

皆実の、あのときこの橋で見たものがフラッシュバックします。

この瞬間は、文章では表現が追いつきません。

映画では、この心象と位置関係を表せません。 

マンガでなければ出来ないことが、あるんです。

 

「桜の国」も、この後日談です。その間、ずっと泣き通しでした。

この晩は、恥ずかしながら文字通りの「泣き寝入り」をしました。

 

 

 

白状します。

自分「ヒロシマ」、正面から向き合ったことがありませんでした。

反面的な言い方ですが、

この本を貸してくれた彼女の、元気の源を見た気がします。 

これを機会に、よろしかったら、↓こちらを。

http://www.pcf.city.hiroshima.jp/

 

 

 

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コメント

復活でしょうか?(^^)
広島ですかぁ・・・。私の知り合いにも関係した人がいるので、「ノーモア」でお願いしたいです。はだしのゲンはマンガでも読みましたし、友人が出演していた演劇も見に行きましたけど、泣きますよね、ただただ。そして、平和への誓いを立てます。小さなところでまとまるのではなく、いつか平和のために何らかの力添えをできたらなぁ、と思います。
原爆資料館は、長崎の方へは行ったことがありますが、広島はまだです。今年の夏にでも行ってみようかなぁ。
追伸 この本、読んでみたくなりました☆

投稿: 人であること。 | 2006年4月13日 (木) 01:56

 こんにちは☆ねこみみです。

 お久しぶりです。
 
 コメント欄も開放して以前と同じようにしましたので、もし私のことを覚えていたらまた遊びに来てください。

 嫌がらせコメントを受けたことやブログの方向性などで皆様にご迷惑をおかけして、自分に約1ヵ月の「謹慎処分」を課していたためコメントすることを控えてました・・・。

 ではまたお会いできることを楽しみにしてます。
 ねこでした。ニャン☆

投稿: ねこみみ | 2006年4月14日 (金) 16:55

>人であること。さま
チェルノブイリや、枯葉剤、劣化ウラン弾も悲惨ですね。
遡れば水俣病や、イタイイタイ病や、遺伝子に影響を与える人工の毒もいろいろありました。いま中国は似たような状態だと伝え聞きます。残念ながら歴史は繰り返すので、ただ、意図して核兵器を使用するのはこれで終わりにしてほしいと思います。
この本、ぜひ読んでください。

>ねこみみさま
忘れるものですか。よっちゃんの協力もあって立ち直ってます。ねこさんのコメント閉鎖が唯一の心残りでしたが、再開おめでとうございます。
また仲良くしてくださいね。

投稿: crybaby | 2006年4月20日 (木) 01:00

はだしのゲンは見ていました。いつ戦争が起きないともわからない世の中になってます。阻止しないと・・・

投稿: バツイチ女のひとり言 | 2006年4月22日 (土) 14:48

阻止しましょう。
始まってしまっては止められません。

投稿: crybaby | 2006年4月24日 (月) 00:35

ご無沙汰してますですー。
オススメ頂いた、夕凪・桜読んでみたのです!
なかなか良かったです(・ω・)

ただ、アンチ戦争物というよりは戦争や原爆があったって、
そんなに大きく人々の生活は変わらないんだっ!
という風に個人的には読み解いてしまったのですが。


追記:blogの方にレビュー?を書いてみたのです!
もしよろしければ「最後まで」一読してみてくださいー。

投稿: ecryua | 2006年4月29日 (土) 19:33

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