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2006年5月15日 (月)

フジ土曜プレミアムでした。

ecryuaさま御明察。

特別企画 奇跡の動物園「旭山動物園物語」です。

気がついたら何気にTVに流れてました。

知ってる方は知ってらっしゃいますよね。

02

 

 

 

もう寂れに寂れてて16年も新しい施設の予算がつかなかった潰れる寸前の動物園が、やる気を出して入場者数で上野動物園を抜くまでに至ったノンフィクションをドラマ化したものです。

  

好きであること

は、動物を好きである事。ぐっさんが動物が好きであるが故に動物たちを檻に入れている動物園に我慢がならなかった気持ち。そして何よりもともと園長始めメンバー全員が動物が好きであったこと。

 

相手をわかること

は、動物の気持ちでものを考えること。動物がどんな環境であれば一番気持ちがいいかを考えること。動物をわかってもらう為にはどんな風に見せなければいけないかと考えること。

 

現場でものを視る

は、気持ちと理解を実現するために、いつも動物のそばに居ること。ペンギンならペンギンの、動物の目の高さで動物園を見ること。

 

熱意

は、常に新しいことをはじめること、続けること、そしてそれを周りの誰かに伝えること。

 

 

 

始めのひとこと。

「その動物について一番よく知っているのは誰ですか? 自分たちでしょう。じゃあそれをどうして伝えようとしないんですか」

最初は、来てくれたお客さんに、飼育員それぞれが口頭で説明をするところから始めました。それも伊藤四朗飼育員は、俺は話をするのが苦手だったから飼育員になったんだ、などと言っています。それでもたどたどしく始めます。好きで、わかっているから。

 

次に、理想の動物園の絵を、飼育員みんなで描いてみます。まるで小学生が描いたような、下手ですが、それでも夢に溢れた絵です。絵を見た津川雅彦園長はそれらをまとめ、予算の申請をします。そして明日潰れてもおかしくない動物園に16年振りに予算が付き、改革が始まります。

 

 

最初は大きな鳥の檻でした。その中の小さな檻に、逆に人間を閉じ込めました。空を自由にに飛びまわる鳥たちを、動物園では初めて、下から見上げるアングルで見せたのです。現場の人にしかわからない発想の一番目です。

 

次は虎の檻でした。電車の網棚に猫(だっけ狸だっけ)が乗り上げているのを下から見上げ降ろしてやろうとして、ぐっさんは気づきます。虎は、涼しいところが好き、ならば、と。虎の檻にも人間の檻を入れました。見事に虎はその檻の上を歩き、寝そべります。間近で猛獣を、それも見たことのない虎の腹を。

Asahiyamatiger  

 

次はペンギンです。これは設備が難問でした。ペンギンのプールの中に人間が歩く透明パイプを通そうとしたのですが、パイプの樹脂メーカーの技術者に不可能だと言われます。それでも熱意を持って語るぐっさんに向かって技術者は言います。

「何かあったら、動物園は責任を取る覚悟がありますか」

「・・・・・・・・、あります!!」

「では、工夫をして何とかしてみましょう」

この技術者魂によって、ペンギンプールの水中トンネルが出来上がります。ペンギンが飛ぶように泳ぐところを、初めて見ます。ペンギンは、本当に鳥だったんですね。

Photo Asahiyama1_1

その後も、次々と新しいアイデアを現実化していきます。 

なにもかも、すべて動物より人間を低い位置に置きます。

そして、動物の見たことの無い姿を見に、ほかでは見られないほど間近で見に、旭山動物園を訪れる人たちが増え、いつしか上野動物園を抜き、日本一になります。

2136ff52  アザラシが通る

 

 

 

津川園長はその話を電話で聞き、鼻歌を歌いながら飼育員に伝えに行きますが、いつものようにさらによくするにはどうしたら言いか激しく論じ合っている飼育員を見、口では告げずに、鳥籠の上に、メモを残します。

 

 

 

「おめでとう、旭山動物園は、入場者数日本一の動物園になりました」

 涙

 

 

 

・・・・・・といった感じで土曜日の物語が進んでいったのでした。

誰か見てたと思ってたけど、誰も見てなかったのね。良い話だったよ。

動物園じゃないいろんな組織にももちろん、ひとりのヒトにも大事なことですよね。

 

 

 

 

しまった、見ておけばよかった、と思った人

どうして、うちのほうではフジが映らないんだ、と思った人

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コメント

まとめ、ありがとうございました。とてもわかりやすいです。

元の話は実話ですか…。いいストーリーですね。

投稿: Calcite | 2006年5月16日 (火) 13:23

改革?っていうのは得てしてその前の状況が悪ければ悪いほど
劇的な変化を生み出すですよねw
まぁ…状況が悪化しすぎると、改革できるほどのリソースが残らなくなるですが。

しかし、視点っていうのは重要ですよね(・ω・)
動物の話ではないですが、患者さんと話すときとか
出来ることなら自分の方が低い視点の位置をとるぐらいのつもりでいた方が
実は話しやすくて会話が成立しやすいんです!

投稿: ecryua | 2006年5月16日 (火) 19:00

>CALCITEさま
実話です。まあ、モデルになった人たちが映画を見たら、あそこであんなことは言ってない、とか、けっこうあったらしいですが(笑)
最低の動物園だったことは事実ですし、それが日本一の動物園になったことも事実です。たいしたもんです。

>ecryuaさま
まさに。日産自動車の復活、みたいなもんですかね。三菱自動車がダメなのと対照的。結局どれも人は城なり、ということですか。
最近オーダー取るときにひざまずく飲食店が増えてますね。幼稚園の先生もしゃがんで園児と遊ぶと言ってました。そういえばお医者でも患者の椅子のほうが座面が高いや。考えてあるんだなあ。

投稿: crybaby | 2006年5月27日 (土) 02:07

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