2006年8月26日 (土)

ゲド戦記 父の想い

まず訂正。倅から、言ってること違う、との指摘あり。

 

 

プロの映画の

  いろんなとこ繋ぎ合わせたみたい。」

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

もっとキツイんでないかい!?

すいません、親も親なら、子も子で・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

気を取り直して頂いて。

Dragon

写真は「アニメフェア」ジブリブースでの実物大の龍。

いえ、自分、行ってませんから。

 

 

 

 

そもそも、紆余曲折はあったものの、原作者ル・グゥインからの依頼に対して、駿さんが断ったところから始まっているんですよね。

そこをプロデューサーの鈴木敏夫さんがとりなした。 

  

***********

鈴木 いろいろありましたよ。何しろ彼女は宮崎「駿」に映画化してほしいと言っていたわけですから。まず宮さんが「今日は俺に話をさせてくれ」と「ゲド戦記」への思いを話しました。「『ゲド戦記』はいつも枕元においてある。片時も放したことがない。悩んだ時、困った時、何度この本を読み返したことか。告白するが、自分の作ってきた作品は『ナウシカ』から『ハウル』に至るまですべて『ゲド戦記』の影響を受けている。映画化するなら世界に自分を置いて他に誰もいないだろう」と言い切った。

――どうなったのですか。

鈴木 直後、彼は「しかし」と付け加えました。「この話が20年以上前にあったなら、自分はすぐにでも飛びついていたと思う。だが、自分はもう歳だ。そんな時、息子とそのスタッフがやりたいと言い出した。彼らが新しい魅力を引き出してくれるなら、それもいいかも知れない」。そしてこう締めくくったんです。「スクリプトには自分が全責任を持つ。読んで駄目だったら、すぐにやめさせる」と。

引用元 http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/ghibli/cnt_interview_20051226.htm

***********

 

 

 

 

言い忘れましたが、この文章は自分が納得するために書いてます。ジブリ好きだから。なので想像でもの書いてます。原作も読んでません。ごめんなさい。

 

 

 

つまりさ、

 

おやじは、もう、やっちゃったんですね、やるべきことを。

一度やってしまったことを、同じネタ元からは二度とできない。

魔法力も弱まっちゃったのかな。

自分で自分に満足いく結果を残せないことが、明快に分かってしまう。

324031view004

仕方ないから、魔法の剣を次の世代に譲る。

苦渋の想いかも知れないけど。

大きな力をどう使うかは、持つものの意思次第。

いつか通らなければならない道。

 

 

 

 

 

映画と直接関係ないとこで、三日続けてこんなこと考えちゃうとこがね。

自分の良くないとこだとは分かってるんですけど。

 

 

倅、そこまで言うなら、がんばれやな(微笑)

    ↓

人気blogランキングへ

 

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年8月24日 (木)

ゲド戦記 昨日の続き

ゲド戦記 昨日の続き

評価

「もったいない。」






冒頭で早々と、龍の全身出してきたとこからよぎった不安。

せっかくの綺麗な絵と、豪華な声優陣。

生かし切れてない。



脚本が良くない。伏線が大甘で盛り上がるはずのところでそのことの意味、価値がわからない。意味ありげなゲスト声優のキャラが、その後まったく絡んでこない。カタストロフィが弱すぎ。メッセージが古典的、ってかまっすぐすぎ。台詞に頼りすぎ(たぶん原作の)
なにより、「ゲド」の戦記でない。


「オレに書かせろ!」って言いたくてしょうがない。生意気だけど。




小学生の倅の一言。

「いろんなもの、少しずつ繋ぎあわせたみたい。」





自分はつまんなかったです。
つまんないか面白いか別にしても、少なくとも今までのジブリとは違います。それは誰もが認めるでしょう。



わかりやすい、と言う声もありますが、観るとしても「ジブリ」は期待しないで観てね。

 

 

 

困っちゃった人。

    ↓

人気blogランキングへ

 

 

 

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2006年8月23日 (水)

ゲド戦記、どうしたものか。

ゲド戦記観ました。

Gedo

 

 

 

 

 

 

困った。

すいません、時間ください・・・。

 

 

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年8月20日 (日)

ジャック・スパロウ、サイテー。

いま上映中。「Dead Man's Chest」です。

B00005jp0d01_1

 

大爆笑!!

 

 

 

楽しい映画でした。

前のを見ないとつまんないよ、と言われていましたが、そんなことはありません。充分。見ていたらさらに面白そうな雰囲気でしたが。

 

ジョニー・デップ、かっこいー。

いや、かっこ悪いー、情けないー、腰抜けー。

Imge58203b296ovs3

 

 

 

 

お話の主役はこちらですね。前回と同じ?

キーラ・ナイトレイと、オーランド・ブルーム

Rizstandee_1 Orlando_bloom_2

オーランド・ブルームは「ロード・オブ・ザ・リング」、エルフの弓の名手レゴラスバージョンで。

彼らの恋と意思が主の物語。

オーランド・ブルーム、成長していく青年がいいです。

キーラ・ナイトレイ、ドレスの胸元にも目が釘付けです(笑)が、海賊姿の男装もそそります。

彼らは確実にかっこいい。

 

 

キーラ・ナイトレイがジョニー・デップを色仕掛けで嵌める所がいいですね。

で、嵌められるジョニー・デップがいいですね。

それでジョニーは窮地に追い込まれるわけですが、女に嵌められた自分を悔やむでもなく、当然のように振舞っているところが好きです。惚れた女には殺されても仕方ない、カリブの海賊の心意気でしょうか、美学でしょうか。

最期は三作目につづく、になります。先に聞いていたのでどこで続くのか、ひやひやでしたがいちおー完全燃焼したとこで続くので、フラストレーションはありません。

 

 

 

 

 

SFXも上質でした。

Davyjones_1 Concept_dutchman2_1

今回の敵役、蛸の頭、蟹の左腕を持つ悪霊「デイビイ・ジョーンズ」

"be lost to Davy Jone's Locker"というイディオムがあるそうで。

その乗船、彷徨える幽霊船「フライング・ダッチマン」。

デイビイ・ジョーンズの蛸の足の髭とか何本もうねうね動くんですが、いい感じだし、海の怪物クラーケンも良く作れてる。日本の怪獣映画って何故か怪獣の全身像を、はっきり見せたがるんですよね。おもちゃのタイアップあるからしょうがないのかも知れないけど、見せちゃうと怖さ半分以下になると分かってるのかなあ。あちらの映画って、エイリアンとか怪しげなものの全身像をなかなか出さないところがいいですね。

 

 

それよりもね、ぐいぐいお話が進んでいくと、多少のアラは見えないです。

もちろん金かかってますから、良くできてますよ。でもどっか不自然さは残るもんです。合成に。そのへんうっとおしいくらい五月蠅いですから、自分。

でもその不自然さを意識させない、オッケーです。

 

 

 

 

ディズニーランドアトラクション「カリブの海賊」では、来年何月かから今回の映画の内容に合わせたバージョンに変更になるそうです。とっても期待だわ。

 

 

 

20051127_55253 Cfcf1_1

これらも面白いです、名作。お勧め。

 

 

 

一作目も見ようかな。

    ↓

人気blogランキングへ

 

 

 

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2006年8月16日 (水)

ブレイブ・ストーリー

Bavestory

良い物語でした。ハッピーエンドでしたしww

 

 

 

 

いろんなジャンル、タイプの小説を数多く書いていらっしゃる直木賞作家、宮部みゆきさんの同名小説を、アニメ化。ロールプレイングゲームの形を取った小説、ってことで、興味はありました。でもRPGの感動を、わざわざ小説に求めなくてもいいんじゃないか、感動できるRPGがあるのなら、そっちのがいいはずだよな。というわけで読んでません。

ていうか、蒲生亭事件、われらが隣人の犯罪、くらいしか読んでないや。ICOがあるけど手が付いていない。あと、模倣犯、とか有名? そっちイメージするとぜんぜん違うのは間違いありません。

 

 

 

 

物語は本当にすごくオーソドックスなロールプレイングゲーム。

最初に行くのが「はじまりの洞窟」だし、「勇者・最低レベル」から始まるし、導師・伊東四郎がちゃんと何をするのか説明してくれるしね。よく小説書く気になりました。

ジブリに対抗してプロの声優は使わない。婆約二名・柴田理恵と樹木希林、トカゲ男・大泉洋、おかあさん・田中好子、運命の女神・今井美樹、うん、さすが、いい味出してます。

Chara_img14_2 Chara_img08 Chara_img02_1

ラウ導師、ユナ婆、トカゲ男キ・キーマ

 

 

 

見所は、正義の味方カッツ・常盤貴子の、鞭捌きかな・・・(笑)

  Pnote03_img  Chara_img03

 

 

 

フジがジブリに対抗した、戦略的アニメなだけに、CGとかは気合入りまくり。

魔物の群れとか、枯葉とか花びらとか、建物とか、扉とか、テクスチャでよさそうなところまで3D描いてる?ちょっともったいないかな。

だけど、雲の動きは感動しましたね。ちょっと風が早いときの、生まれて流れて渦巻いていく雲の動き。これは写真なし。あっても動きは出せないし。

 

 

 

 

 

意外と?良かったのが魔導士ミツル・ウェンツ。

Pnote04_img_2  Chara_img04_2 

陰のある美少年だし。ウェンツ??って感じ。上手いじゃん。

 

ていうか、ヒロインの立ち位置に、これだし。

Chara_img16

他に皇女様も居るけど、まるっこいし。

「猫の恩返し」だったら納得して見れるんだけどね。

だからどうしても目がウェンツに行ってしまいました。 

 

 

 

結果、ウェンツが幸せになったので、ハッピーエンドです。

で、そのときの描き方。顔を出さないカメラアングルが秀逸。

もう、明らかだけど全部見せない、って技、好きですね。

ここにきて素直にじわ、っと、キました。

 

 

 

個人的には、一作にまとめなくても良かったんじゃないかと思います。

すっ飛ばされた設定もエピソードもキャラもすごくたくさん居るらしい。

ラスボスにも重ーい物語がありそうな気配だったし。

リアルな問題にケリつけないと、エンドマーク出せないかなあ。

もったいないなあ。絵柄もジブリっぽいの否めないし。

 

 

 

キャラ設定まったく変えて、OVA化期待します。

 

 

 

 

あ、主人公忘れてたww

Pnote01b_img

見習い勇者ワタル・松たか子、

コスチュームもいまいちだし、なんか影薄いかも。

がんばってはいたんだけどね。

    ↓

人気blogランキングへ

 

 

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年8月15日 (火)

終戦記念日の日本沈没

Photo_19 

柴崎コウ、かっこいー!!!

 

なんてこの人は泥だらけのヒロインが似合うんだろう。

このひとの映画でした。

以上終わり。

 

 

 

 

 

 

 

まあ、それでもいいんですけど。

せっかく見たことだし、少し。

 

 

お金かかってるから画面凄いし、一番最初に嫁さんの故郷がつぶれるとことか、その廃墟の画面からオープニングタイトルで今の何気ない風景をずっと映し出すあたり、いきなりセンチメンタルになってしまいます。

見知った風景が崩れていくのは、たまんないものがありますね。

科学考証もまあまあ。キャラの立ち具合や動機付けもオッケー。

でもなんであの非常時下で、ああも都合よく登場人物の居場所が分かって、何度も何度も会いたいときに会えるんだろう。残念。

 

 

 

 

 

 

映画とは関係ないですが、

そもそも「終戦」て、なに? 「敗戦」ではないの?

なんかどっかあっちのほうの出来事のような名付け。

これが日本人独自のメンタリティ?

 

 

 

 

この映画にも、日本人のメンタリティについての表現があります。

「このまま、何もしなくても良いんじゃないか」

石坂浩二総理大臣が、日本沈没するにあたって、各界著名人から対策、意見を募ったとき、まったく別の分野から、複数の意見として出てきたものだそうです。

 

Nihonchinbotu

ラストもさ、

もう公開してだいぶ経ってるからネタバレ言うけど、

草彅くんの「特攻」じゃないか。

おかげで日本は全部沈まずに済んだけど。

草薙くんの大事な人は助かったけど。

「いのちよりも大切な人がいる。」 いるけどさ。

 

 

フィクションなんだし、映画なんだし、

ハリウッドみたく、

意地でもハッピーエンド、

再会するまでにもう幾多の困難を乗り越えて、

涙の再会を果たす、

位にして欲しかった。

 

 

それが日本人のメンタリティなんだろうか。

そもそもそれを描く物語じゃなくて、

国土が無くなった日本人がどうなるか書きたかった小説。

納得いかねえ。

 

 

 

 

 

 

 

 

隠れキャラ

富野由悠季、庵野秀明、安野モヨコ。

気づかなかった・・・。

N2爆弾て、エヴァだよねぇ。

 

 

 

気づいた人?いる?

    ↓

人気blogランキングへ

 

 

 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2006年8月11日 (金)

ラブコン

近くにシネコン付きのモールができました。

自転車で10分かかりません。

とても嬉しいです。

 

 

 

 

Photo_1

よりによって「ラブコン」観ました。

http://www.lovecom-movie.com/index2.html

いや、遅れてるし、ゲドとかパイレーツとかブレイブとか日本沈没とか、他に観るものたくさんあるんですが。

小学生の倅と娘が見るというので。

画像がこれしかなかった。 

 

 

 

 

なんつうか、結構楽しめましたね。

少女マンガ。

 

 

 

身長170cmの「小」泉リサ、藤澤恵麻ちゃん。

http://www.ema-fujisawa.jp/index.html

身長159cmの「大」谷敦士、「小」池徹平くん。

http://www.teppeifc.com/

二人ともかわいわぁー。

てか、小池くんかわいー。

 

 

関西のとある地方の、「舞戸高校」が舞台(笑)

オール阪神巨人、と命名されるほど、ノリも趣味もボケもツッコミも息の合った二人が、逆転の身長差11cmを乗り越えて、まあ、高校三年かけてキスするまでの物語、ですね、それだけの話です。

あ、ラブコンてのは、ラブリーコンプレックスの略。ラブリーな程度のコンプレックスやないの、ってことですね。

 

 

 

 

 

 

 

なにがいいって、西の言葉っていいわあ。

「わたし、あなたが、好きよ」

「うち、あんたが、好きや」

この差は、反則だね。

 

 

関西弁訳セカチューとか作ったら、どないなんねんやろ。

 

 

 

 

 

Img_c14

マーガレット、連載中。

読む気にはなってないですが。

 

余談ですが、関東の女の子達は最近自分のことを「うち」と呼びます。

イントネーションは後上がりですが。

さらに余談ですが、関東ではオール「巨人阪神」と呼びます。

 

 

 

 

怒った阪神ファンの方、納得した巨人ファンの方

   ↓

人気blogランキングへ

 

 

 

| | コメント (2) | トラックバック (2)

2006年5月20日 (土)

NANA、かっこいー

  こんばんは、ブラストです。

Nana_wp2s_1

♪「あの虹を渡って あの朝に帰りたい 

    あの夢を並べて 二人歩いた GLAMOROUS DAY」

 

 

もうそこから引っ張り込まれました。かっこいー。メインテーマ、原作者矢沢あいさんの作詞、HYDEの作曲。

中島美嘉ナナは、もう、原作まんま。他の男衆の配役には色々あるかもしれませんが。自伝じゃないかと思うくらいはまり役。

あおいちゃん奈々、茶髪でフリフリで、でも笑顔が最終兵器。

 

  「あたしもナナって言うんだ、奈々ちゃん」

筋は大体ご存知だと思います。パンクバンドのボーカルとして上京するナナと、彼氏を追いかけて上京するフツーのいまどき少女宮崎あおい奈々、性格も見た目も真反対の、同じ名前の二人が、車中で隣り合わせ、またその後部屋探しのときも偶然にも同じ部屋で巡り合い、ルームシェアして始まる、オンナとオンナの友情物語が主軸です。お互いがお互いに無いものを羨み、でもお互いを思いやり、それぞれの恋と生き方に、ちょっとおせっかいなくらいに、サプライズ的に関わりあって行きます。途中から奈々はナナから「ハチ」と呼ばれ、ペット扱い?されていきます。

Nanahachi

さすがに流れを原作どおり、ってわけにはいかないんですが、回想シーンを上手く交えてほぼ原作どおりのストーリーになってるようです。ようです、ってのはそこまで読んでないから。ひとつ映画で良いと言えるのは奈々の高校時代のエピソードをまるまるはしょってることが、逆に奈々の純粋さに思いいれしやすくなってるとこですね。

原作より良く描かれていると思う部分も多いです。ナナの恋人レン松田龍平が上京するために乗る列車の雪の積もったホーム、崩れ落ちるナナ。707号室でノブ成宮寛貴の曲にノリ、テーブルの上で歌いだすナナ、元古倉庫のレンの部屋。

 

 

まず曲がいいんで素直に入れました。

音楽が重要な要素になる原作の映画化は、難しいですよね。クラシックならまだしも、「蘭丸団」とか「4スピリッツ」とか「スラン」とか、好きなバンドマンガは多いですが、やめてほしい、という気持ち半分。(「BECK」観てないけどどうかな?) 真似事をしてた身としてはちょっとしたことが気になってしまうんですが、みんな一応弾けてましたね。ドラムスちゃんと合ってるし、ソリッドなベース音を出すためにブリッジに近いとこで弾いてるねとかね。ま、ギターが三本分聞こえてきちゃうとか居ないはずのコーラスがかぶってくるようなとこはご愛嬌。

ま、あのオードリーでさえ歌のシーンでは吹き替えされちゃうわけですから。

ストーリー全体、画面、台詞回し、どれもなんかかっこよくて、切なくて、大泣きという部分は無いんですが、途中からずっと涙ぐんでました。

 

「ハチ、てめえの喧嘩だろ、てめえが突っ立っててどうするんだ」

「・・・・・・いらない」

 

「俺、ナナのバックでギターを弾きたいんだ」

 

「これで身にに覚えが出来た、死んでもいいや」

 

 

台詞回しは、ほとんど原作どおりみたいです。小沢あいさんすごい。笑えるからみも随所に散らばってるし。

 

 

 

 

 

でもね、なんといっても一番いいのは。ヤス。丸山智己さん。

Nana_yasu_w_m

スキンヘッドのグラサンピアス男。(原作では10円ハゲを隠すためとからかわれている(笑))

「ブラスト」を作った、すべてのきっかけの元になったオトコ

ナナの保護者兼後見人

ほかの奴らほとんどが中卒とか高校中退とか専門学校とかなのに、国立大学を出て法律事務所で働くオトコ、このナリで。お前どうやって仕事してるんだいったい。

再結成ブラストに戻り、ドラムスを叩く。仕事してる暇あるんかい。

 

「ノブには俺が言っとくから、ナナにはお前から言っとけ」

「おまえがはっきりした態度を取らないのなら、ナナは俺がもらう」 

 

全く前面に出てきませんが、ストーリーを掘り下げてくと必ずヤスに当たるといってもいいくらい、なんか全部のコトの根底に居る雰囲気がある。とにかくこいつがブラストを作らなかったら何も始まっていない訳で、だからブラストとそのメンバーについてはちゃんと責任感があって。 

Yasu    Blackstone_1

 ブラスト命名の元になったタバコ「Black Stone」

 シヴい、良い脇がいると、全体が引き締まるよね。

 

 

 

余談ですが、同居しているマンションと707号室の再現ぶりも完璧。東京のどこにこんな建物があるんだ、って感じですが、どこか地方にあるビルのCG合成らしいです。技術の進歩万歳!707号室も間取り、小物、窓の外の柵まで完璧。窓の外の風景がちょっと書割りっぽかったかな。

Nanacomic2_2 707号室

コミックスは15巻まで出てます。売れてるので自分ちの近くの満喫にそろってます。

DVDも最高の出来ですが、当然原作も読みたくなります。 

 

 

 

 

↓ナナかっこいー、あおいちゃんカワイー、ヤス渋い、という方

人気blogランキングへ

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2006年5月16日 (火)

「純情きらり」 プチ泣き

レッスンの長谷川初範先生からは

「君のピアノはつまらない」って言われちゃうし、

先輩の初音映莉子レッスン生からは

「貧乏人はピアニストになれない」って言われちゃうし、

下宿の椋木美羽ダンサーからは

「努力すりゃどうにかなるってもんじゃないのよ」って言われちゃうし、

寺島しのぶ笛子姉ちゃんからは離縁の手紙が来ちゃうし、

大変な一日でした。

7w_ph2_1

 まともにピアノを弾くことも出来ない桜子です。

 

 でも下宿の西島秀俊絵描きに、ダンスホールに連れて行かれ、三浦友和お父さんとの思い出の「セントルイスブルース」を聞いて、ちょっと、希望。涙ぐむ。

民放みたいに「えーここで続くかよー」って引き方ばかりではないので、NHK好きです。

 

 

↓相変わらず桜子かわゆい!!の方は

人気blogランキングへ

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2006年5月15日 (月)

フジ土曜プレミアムでした。

ecryuaさま御明察。

特別企画 奇跡の動物園「旭山動物園物語」です。

気がついたら何気にTVに流れてました。

知ってる方は知ってらっしゃいますよね。

02

 

 

 

もう寂れに寂れてて16年も新しい施設の予算がつかなかった潰れる寸前の動物園が、やる気を出して入場者数で上野動物園を抜くまでに至ったノンフィクションをドラマ化したものです。

  

好きであること

は、動物を好きである事。ぐっさんが動物が好きであるが故に動物たちを檻に入れている動物園に我慢がならなかった気持ち。そして何よりもともと園長始めメンバー全員が動物が好きであったこと。

 

相手をわかること

は、動物の気持ちでものを考えること。動物がどんな環境であれば一番気持ちがいいかを考えること。動物をわかってもらう為にはどんな風に見せなければいけないかと考えること。

 

現場でものを視る

は、気持ちと理解を実現するために、いつも動物のそばに居ること。ペンギンならペンギンの、動物の目の高さで動物園を見ること。

 

熱意

は、常に新しいことをはじめること、続けること、そしてそれを周りの誰かに伝えること。

 

 

 

始めのひとこと。

「その動物について一番よく知っているのは誰ですか? 自分たちでしょう。じゃあそれをどうして伝えようとしないんですか」

最初は、来てくれたお客さんに、飼育員それぞれが口頭で説明をするところから始めました。それも伊藤四朗飼育員は、俺は話をするのが苦手だったから飼育員になったんだ、などと言っています。それでもたどたどしく始めます。好きで、わかっているから。

 

次に、理想の動物園の絵を、飼育員みんなで描いてみます。まるで小学生が描いたような、下手ですが、それでも夢に溢れた絵です。絵を見た津川雅彦園長はそれらをまとめ、予算の申請をします。そして明日潰れてもおかしくない動物園に16年振りに予算が付き、改革が始まります。

 

 

最初は大きな鳥の檻でした。その中の小さな檻に、逆に人間を閉じ込めました。空を自由にに飛びまわる鳥たちを、動物園では初めて、下から見上げるアングルで見せたのです。現場の人にしかわからない発想の一番目です。

 

次は虎の檻でした。電車の網棚に猫(だっけ狸だっけ)が乗り上げているのを下から見上げ降ろしてやろうとして、ぐっさんは気づきます。虎は、涼しいところが好き、ならば、と。虎の檻にも人間の檻を入れました。見事に虎はその檻の上を歩き、寝そべります。間近で猛獣を、それも見たことのない虎の腹を。

Asahiyamatiger  

 

次はペンギンです。これは設備が難問でした。ペンギンのプールの中に人間が歩く透明パイプを通そうとしたのですが、パイプの樹脂メーカーの技術者に不可能だと言われます。それでも熱意を持って語るぐっさんに向かって技術者は言います。

「何かあったら、動物園は責任を取る覚悟がありますか」

「・・・・・・・・、あります!!」

「では、工夫をして何とかしてみましょう」

この技術者魂によって、ペンギンプールの水中トンネルが出来上がります。ペンギンが飛ぶように泳ぐところを、初めて見ます。ペンギンは、本当に鳥だったんですね。

Photo Asahiyama1_1

その後も、次々と新しいアイデアを現実化していきます。 

なにもかも、すべて動物より人間を低い位置に置きます。

そして、動物の見たことの無い姿を見に、ほかでは見られないほど間近で見に、旭山動物園を訪れる人たちが増え、いつしか上野動物園を抜き、日本一になります。

2136ff52  アザラシが通る

 

 

 

津川園長はその話を電話で聞き、鼻歌を歌いながら飼育員に伝えに行きますが、いつものようにさらによくするにはどうしたら言いか激しく論じ合っている飼育員を見、口では告げずに、鳥籠の上に、メモを残します。

 

 

 

「おめでとう、旭山動物園は、入場者数日本一の動物園になりました」

 涙

 

 

 

・・・・・・といった感じで土曜日の物語が進んでいったのでした。

誰か見てたと思ってたけど、誰も見てなかったのね。良い話だったよ。

動物園じゃないいろんな組織にももちろん、ひとりのヒトにも大事なことですよね。

 

 

 

 

しまった、見ておけばよかった、と思った人

どうして、うちのほうではフジが映らないんだ、と思った人

  ↓

人気blogランキングへ

旭山動物園公式hpへ

| | コメント (3) | トラックバック (0)