三十三間堂 謎の老人
本尊?は千体の千手観音像。
壮観と言うより呆れます。
千手、といっても実際に一体千本の腕が有るわけではなく、四十二本です。一手に一眼有り、一眼あたり二十五世界を見透すので、合計千眼千手だそうです。
数が合いませんが、二手は合掌、かな?
そして二十八部衆、元々ヒンドゥーやバラモンの神々が仏教に帰衣し、千手観音の下、護法にあたるとか。梵天毘沙門天、敵同士だった阿修羅も仲間。
誰も強そうであったり、徳がありそうだったりします。
そんな中に、いきなりただの爺が。
婆数 VASU 仙人といいます。他は天とか王とかなのにいきなり人間?それも吉祥天と共に千手観音の脇侍らしい。
誰?
その昔、この仙人の貸し出しと引き替えにルーブルからヴィーナスが来たらしい。
唯一写実的で芸術的価値が高そう、それにしても誰?
謎だそうです。だれか知りません?
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